ミッテルライン地域


ミッテルライン地方はビンゲンとボンの間のライン川流域に位置する産地で、ぶどう畑は無数の険しい岩場で構成される幅の狭いライン渓谷にあります。同地方はドラマティックな風景で良く知られていますが、ほとんどの畑が急斜面にあるた め、栽培は困難を極めます。この風光明媚な地域の南側一帯は、文化的にも価値の高い風景に彩られており、ライン渓谷中流上部と呼ばれ、2002年にユネスコ世界遺産に登録されました。 晴れの日が多く、気候は温暖で、ライン川は巨大な蓄熱槽の役割を果たしています。リースリングにとって理想的な条件の畑が多く、同品種が主に栽培されています。ワインには、主にスレートの風化土壌の個性が表現されます。

ミッテルライン地域早わかり

ロケーションナーエ川との合流点からジーベンゲビルゲ山地まで、ライン川流域100キロにわたる両岸
気候晴れた日が多く、畑は風から守られており、ライン川は蓄熱槽として機能
土壌スレート、グレーワッケ風化土壌、レスが点在、北部には火山性土壌
ぶどう畑約470ヘクタール (白品種と赤品種の割合 約85%:15%)
ぶどう品種リースリング、シュペートブルグンダー、ミュラー・トゥルガオ

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