ヘッシッシェ・ベルクシュトラーセ地方のぶどう畑は450ヘクタールで、アール地方、ミッテルライン地方、ザクセン地方と並んで、ドイツで最も小さなワイン産地に数えられます。ワイン法により「ベルクシュトラーセ」がヘッセン州に属する部分とバーデン・ヴュルテンベルク州に属する部分に分かれたため、ヘッセン州側に属する部分が、1971年より独立したワイン生産地となりました。
ヘッシッシェ・ベルクシュトラーセ地域は「ドイツの春の庭園」と呼ばれ、アーモンドをはじめ果樹の開花が早いことで知られています。
栽培品種はリースリングが多く、約半分を占めています。ワインの多くは辛口仕立てで、ほとんどが地元の消費者に直接販売されています。
ヘッシッシェ・ベルクシュトラーセ地域早わかり
ロケーション | ネッカー川、ライン川、マイン川に囲まれ、オーデンヴァルト山地に守られた地域 |
気候 | 理想的な日照条件と充分な降水量 |
土壌 | 軽い土壌は、異なる割合でレスが混在 |
ぶどう畑 | 約450ヘクタール (白品種と赤品種の割合 約79%:21%) |
ぶどう品種 | リースリング、シュペートブルグンダー、グラオアーブルグンダー、ミュラー・トゥルガオ |